2月12日よりマリオット、SPG、リッツカールトンのプロフラムが全て統合し、「Marriott Bonvoy(マリオット ボンヴォイ)」というプログラム名称となります。
これでマリオットの目標として進んでいた統合というものが形式上では完結します。
ここからは新プログラム「Marriott Bonvoy」としてまた新たなスタートという形となります。
それに伴い内容は変わりませんがマリオットの会員制度の名称も変更になります。
で今回はそのマリオットの会員制度についてあまりよく分からないとう方も多いと思いますので、そちらについてお話をしたいと思います。
会員制度の特長、上級会員になることでのメリット、そしてその上級会員に通常よりも手軽になる方法をお伝えしたいと思います。
マリオット会員制度について
様々なプログラムでお得意様向けの会員制度があるように、マリオットボンヴォイのプログラムにも会員制度が存在しています。
まずマリオットのサイトでアカウントを作成することでマリオットの通常会員になること出来ます。
以下は東京にある「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」というマリオットホテルのとあるお部屋の宿泊価格ですが、非会員(レギュラーレート)と会員価格(アカウント作成のみ)でも数千円以上の価格差があります。
見ていただくと分かると思いますが、マリオットホテルに宿泊するのであれば上級会員になるなくともマリオットの無料会員には最低限なる方がお得だということです。
また会員として宿泊することで宿泊ポイント等も貯めることが出来ますので、まだ会員になれていない人はまずが会員登録を行いましょう。
マリオットの新規アカウント作成も会員の方から紹介して入会することで最大10,000マリオットポイントを獲得することが出来ます。
昔書いたものですが以下の記事に書いていますので、まだマリオットのアカウントを作っていない人は作る前に確認しておきましょう。

でただ会員登録するだけでマリオットボンヴォイの会員になることが出来ますが、さらに宿泊数に伴いマリオットの上級会員になることが出来ます。
- 0泊~9泊 通常会員
- 10泊~24泊 シルバーエリート
- 25泊~49泊 ゴールドエリート
- 50泊~74泊 プラチナエリート
- 75泊~99泊 チタンエリート
- 100泊+20,000ドル利用 アンバサダーエリート
もちろん上の会員になればなるほど待遇は良くなります。
以下は会員ランクに伴う特典の表になります。
※プラチナエリートのセルが強調されている理由は後ほど説明します。
私は現在Marriott Bonvyチタンエリート(旧プラチナプレミアエリート)というランクなのですが、宿泊していて非常に重宝している特典は以下になります。
- お部屋のアップグレード(スタッフの裁量による)
- レイトチェックアウト
- 朝食無料特典
- ラウンジ利用
①と②はゴールド会員以上が受けれる特典であり、③と④に関してはプラチナエリート以上の会員が受けれる特典です。
ゴールド会員になることは非常に楽で、私がおすすめしているSPGアメックスというクジレットカードを発行すれば保持する限りゴールドエリートという上級会員になることができます。
しかし、無料朝食やスイートルームへのアップグレード、ラウンジ利用、レイトチェックアウト(16:00まで)という特典に関しては、プラチナエリート以上だと受けれないという設定になっております。
もちろんマリオットホテルの利用頻度によって必要制はそれぞれ異なると思いますが、私のようにホテルは基本マリオットホテルに宿泊するという身にとっては上記の特典は非常に大きなものとなっています。
しかしそのプラチナエリートというステータスになるには、1年間に50泊以上マリオットホテルに宿泊しなければならないという結構ハードルが高い条件があるわけです。(SPGアメックスを持てば5泊宿泊分の特典がもらえるので実質45泊)
で本日ご紹介するのが、通常1年間に50泊以上しないとなることが出来ないプラチナエリートという上級会員にもっと手軽になるという方法です。
プラチナステータスの特典
改めてになりますが、プラチナエリートになることで、16時までのレイトチェックアウト、スイートルーム含むアップグレード、朝食無料のギフト、ラウンジ利用という恩恵を受けることが出来ます。
ステータスチャレンジのルール
それではこのプラチナエリートに通常よりも簡単に鳴る方法「ステータスチャレンジ」のルールについてご説明します。
ステータスチャレンジを電話にて登録し、最大約4ヶ月の間に実費で16泊(連泊も可能)することで会員ランクがプラチナエリートステータスになります。
※登録するには、Marriott Rewardsデスク(03-5423-6726)まで電話し、ステータスチャレンジをしたいという旨を伝えることで登録が完了します。
またマリオットポイントを使用した無料宿泊などはカウントされませんので必ず実費(カード支払いOK)で宿泊を行ってください。
チャレンジ期間は最大約4ヶ月
プラチナチャレンジは、いつでも電話にて登録が可能です。
チャレンジ期間は登録後3ヶ月+その月の月末までとなります。
ですので2019年2月10日からスタートした場合は2019年5月末までがチャレンジ期間となります。(実質3ヶ月と20日)
こちら1日に申込みをすれば実質4ヶ月のチャレンジ期間となりますし、逆に月末に申込みをした場合は約3ヶ月のチャレンジ期間となりますので、ご自身のスケジュールを合わせてご確認ください。
プラチナプレミアエリート期間
こちらはチャレンジ達成後から1年間と、その後に迎える1月31日までがプラチナエリートステータスの期間となります。
①現在~2019年5月30日までの達成
2021年1月末まで(1年間半~2年間のプラチナステータス)
②2020年1月31日の達成
2021年1月末まで(約1年間のプラチナステータス)
※11月にステータスチャレンジを申請したからといって、連泊を続け2月1日よりも前に16泊してしまうとプラチナステータス期間は約1年となりますのでご注意ください。
ノンステータスからでもチャレンジが可能に!
元々はプラチナエリートステータスになるには、現在のステータスがゴールドステータスである必要がありました。
それが現在実施しているステータスチャレンジでは、ただマリオットリワードに登録しているだけのノンステータスの会員でもチャレンジに成功すればプラチナエリートステータスになることが出来ます。
※SPGアメックスを保持してゴールド会員になっていなくてもステータスチャレンジすることが可能になりました。
しかしSPGアメックスを保持したゴールドステータスとしてチャレンジすることにより16泊するホテルでの待遇が良くなる、SPGアメックスで決済することにより大きなポイントを獲得できるという持っていた方がお得な特典も多数ありますのでステータスチャレンジを実施するのであればSPGアメックスは持っていた方がお得だと思います。
また現在プラチナエリート以上の会員の方はチャレンジには参加できませんので会員ランクが落ちてからチャレンジを行ってください。
チャレンジ回数は2018年9月~2021年12月31日までに1回のみ
プラチナチャレンジは、ステータスが通常に戻った後、すぐに再度チャレンジというようなことは出来ません。
今回のチャレンジでもうけられている期間は2018年9月~2021年12月31日までに1回という縛りがあります。
2021年12月31日はそこまでに終了ではなく、その日までにチャレンジの登録が出来ればという日程です。
仮に2021年12月31日に登録した場合は、2022年3月31日までにチャレンジを終了させる必要があります。
2018年9月以前にチャレンジした人は再度チャレンジが可能
今までチャレンジした人にとっては超朗報だと思います。
私の場合は、2018年4月にチャレンジ達成したので、プラチナ期間は2020年1月末までとなります。
このような場合でも2018年9月以前にステータスチャレンジを実施しているので、再度チャレンジが可能だそうです。
妻との連動をすれば下記のようなことも可能となります↓↓
①妻のアカウントで2019年11月にプラチナチャレンジ申請、2020年2月末までに達成→2022年1月末まで
②私のアカウントで2021年11月にプラチナチャレンジ申請、2022年2月末までに達成→2024年1月末まで
こちらを行うことにより、約5年間もの間マリオットのプラチナステータスを保持することが可能です。
マリオットボンヴォイ全てのホテルでの宿泊がカウント対象
マリオットボンヴォイのホテル数は世界最大の数を誇っており、海外旅行などのタイミングなどに合わせて行うことでチャレンジもしやすくなると思います。
国内のホテルは価格も少し高めですので、海外のカテゴリーが低いホテルに宿泊すれば大分費用も抑えられると思います。
約4ヶ月で16泊の難易度
実際に出張族の人であれば経験があると思いますが、普段ホテルに宿泊しない人からするとどのくらい大変なのかピンとこないかもしません。
約4ヶ月で16泊ですので、1ヶ月約4泊。
毎週1泊すれば16泊は達成できるくらいの計算になります。
私がステータスチャレンジをした時はルールが異なっており、9滞在(9宿泊ではない)というルールだったのですが連泊が出来なかったので毎回ホテルを変える必要があり結構大変でした。
ただ現在のルールは16泊ということで連泊もカウントされますので、例えばどこかに旅行に行った際に同じホテルに連泊してもカウントされるのでその辺は難易度が下がったともいえると思います。
国内ホテルのみでのチャレンジ費用
下記にざっくりな費用を記載させていただきます。
下記は1月17日~2月1日までの16連泊の費用になります
モクシー東京の場合(16連泊)
モクシー大阪の場合(16連泊)
フォーポイントバイシェラトン函館の場合(16連泊)
旅行との連動や、時期または海外の安いホテルなどを組み合わせることが出来れば費用はもっと抑えることが出来ると思います。
費用をかけて元が取れるのか?
これはプラチナエリートになってからどの程度マリオットホテルに宿泊するのか?もしくはどの程度のホテルに宿泊するのかによって答えを出すのは難しいです。
ただ私自身は余裕で元を取れているので、実際にチャレンジをしたことでメリットしか感じていません。
特にお部屋のアップグレードはスタッフの裁量やホテルの空き状況で異なるので皆さんが同じ結果にはならないのですが、私自身のアップグレードの内容は相当良かった為に、1泊しただけでかかった費用の元が取れてしまいました。
①ヴェネチアの「ホテルダニエリ」に1泊して、10万円以上のアップグレードをしていただくことが出来ました↓↓

②ヴェネチアの「グリッティパレス」に2泊して、1泊50万円のお部屋に2泊して当初よりも40万円のアップグレードをしていただくことが出来ました↓↓

③バリの「セントレジス・バリ」で1泊145,000円のお部屋にアップグレード

④できたばかりの「イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古」で1泊147,000円のお部屋にアップグレード(9万円差)

これに関してはそれぞれの考え方や価値観によって異なってくると思いますし、アップグレードも確約されたものではありませんので運も味方につける必要があります。
やるやらないは考え方次第になると思います。
SPGアメックスは必要か?
上にも書きましたが、ステータスチャレンジは当初はゴールド会員以上がチャレンジ資格でしたので、SPGアメックスは必要不可欠でした。
ですが今回のチャレンジからはゴールドステータスではなくてもチャレンジに参加出来ることになりましたので、SPGアメックスによるゴールド会員の必要制は薄れているかもしれません。
ですがステータスチャレンジをするなら私は持つべきだと思います。
- ゴールド会員としてホテルのレイトチェックアウトやアップグレードでチャレンジ生活に余裕が出来る
- 宿泊時に獲得できるポイントがノンステータスとゴールド会員では大幅に異なる為、プラチナチャレンジを無駄にしない
- 決済でも大きな費用が必要になる為、カード決済でもポイントを貯めることが出来る
- マリオットのキャンペーンと連動してさらにポイントを獲得
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入会はバナータップ後にそのままのお申込みで確認事項等なくそのまま入会可能ですが、事前にマリオットの無料アカウント登録だけ済ませておく必要があります。
カード申込みの際に、マリオットの会員番号の入力が必要となりますのでご注意ください。
お問い合わせいただき次第、すぐにご返信させていただきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
既にご存知の方もいらっしゃると思いますが、知らない方の為に改めて記事にさせていただきました。
私はこのプラチナエリートステータスでの満足度が非常に高いため、2019年は50泊~75泊頑張ってしようかと思っているくらいです。
11月にチャレンジ申請をされた方は2月末までが期限となりますので、忘れないように注意してください。
チャレンジ成功された方は、素晴らしいプラチナライフを送ってください。
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