マイルを貯めているけど行きたい路線が空席待ちで行けないなんて声を良く聞きます。
特に人気はやはりハワイ路線だと思います。
私も特典航空券でのハワイはいつも空席待ちで使えたことがありません・・・
1年近く前や直近のスケジュールであれば発券も出来るかもしれませんが、ステータスを持っていない自分はそれでも厳しいことは間違いありません。。
で、今日はすごく簡単な方法でなるべく損なくマイルを利用してハワイ路線の発券をする方法をお伝えします。
マイルが使えなければスカイコインに
スカイコインとは?
ANA SKY コインは、ANAホームページで航空券や旅行商品(国内ツアー・海外ツアー)のお支払いにご利用できる電子クーポンです
ご存知の方も多いと思いますが、ANAマイルはマイルだけでなくANAで使えるスカイコインという電子クーポンに変換することが出来ます。
JALの場合は「e JALポイント」という名称になります。
ANAゴールドカード保持で1.6倍に
こちらはステータスや持っているカードの種類によってマイルが何倍でスカイコインになるかの表になります。
ANAのステータス保持者であれば1.7倍に移行が出来ますが、ステータスを保持していない人はANA VISAワイドゴールドなどのゴールドカードを保持するだけで最大1.6倍にすることが出来ます。
1.6倍にする場合は一度に50,000マイル以上の交換が必要となりますが、カップルや夫婦など2名でハワイ旅行に行く場合はエコノミーで1人40,000マイル必要となりますので問題ないかと思います。
エコノミーなら出費はほぼ変わらずにチケット発券が可能
今回読者の方にお伝えしたい情報というのはココになります。
マイルを使った方が出費が少なく旅行に行ける為、皆さんマイルを貯めていると思います。
ということは、結局のところマイルの使い方うんぬんよりも実際に支払うお金が少なく済めばそれでいいということになりますよね??
マイル単価はエコノミーよりもビジネスやファーストクラスの方が上がり、お得感が増えますが、ハワイ路線の場合はまずはチケットを取ることの方が困難な為、今回はエコノミーで行くことを前提でお話します。
実際に支払う金額とは?(エコノミー利用1名の場合)
それでは実際にマイルを使用して行ける場合と、スカイコインに変換した場合どのくらい差があるのか見て行きましょう。
今回はANAの路線を利用を前提としています。
マイルを使用した場合
まずはマイルを使用した場合を見て行きましょう。
必要マイルはエコノミーで40,000マイル、そして燃油や空港税など合わせて実際に支払う金額は26,370円となります。
2名の場合は、倍の80,000マイル+52,740円となります。
※ただエコノミー利用であっても空席待ちがほとんどで利用することが出来ない場合は多い事実があります。
スカイコインに変換した場合(1.6倍の場合)
続いてスカイコインに変換した場合になります。
10月で計算すると、お一人の費用は全て込みで往復101,870円となりました。
マイルでいく場合は実費26,370円と40,000マイルが必要になりますので、今回はその40,000マイルを1.6倍でスカイコインに変換します。
40,000マイル×1.6倍=64,000円分
そして実費分は26,370円
合計すると90,370円となります。
101,870円 – 90,370円=11,500円
見て分かるとおり、マイルを利用して行くよりも一人11,500円だけ追加で費用がかかります。
マイルでいえば7,188マイル分です。(1.6倍で11,500円分)
※ぱっと調べただけですが空席待ちではなく普通にチケットが発券できます。
行くことが優先か?限りなく費用を押さえることが優先か?
今回の旅程の場合、実際にはマイルでチケットが取れた場合よりも、11,500円 or 7,188マイル(1.6倍)が追加でかかるのは確かです。
ただ個人的にはずっと待って行けないよりも行けることを優先するのであれば、この金額かマイルは許容範囲ではないかと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
皆さんそれぞれの考え方があると思いますので、私の考えを強要する気は全くありません。
1つの方法として頭に入れていただければ、旅行の幅が広がると思います。
JALは今年の秋から新しい特典航空券の形に変わります。
ますますマイルの使い方の柔軟性が求められてくると思いますので、せっかく貯めているマイルが無駄にならないように注意して楽しい旅程を組んでください。




