3月22日の夜ツイッターを覗いてみると、マリオットのステータスが変更されているという情報でタイムラインがいっぱいになっていまいした。
当初、2020年のステータスは1月31日までと言われていましたがなかなか変更が行われませんでした。
3月4日にホテルのカテゴリー変更がおこなわれましたのでそのタイミングではなんて噂もありましたが、結果そこでも変更されず、もしかしてコロナの影響もあり、このままステータスが変わらずにいくのではなんて期待も広がり始めたタイミングでしたが、告知等はなしに一斉に変更が行われたようです。
目次
マリオット会員制度とは？
マリオットは毎年の宿泊数を元にその年と翌年のステータスが確定します。
- 0泊～9泊 通常会員
- 10泊～24泊 シルバーエリート
- 25泊～49泊 ゴールドエリート(SPGアメックス保持で自動確定)
- 50泊～74泊 プラチナエリート
- 75泊～99泊 チタンエリート
- 100泊＋20,000ドル利用 アンバサダーエリート
以下がステータスに伴う特典です。
2019年の宿泊数が一気に反映
ステータス変更前には以下のような形でステータス保持者が分類されていました。
- 2017年度プラチナチャレンジ組：プラチナ or 棚ぼたチタン
- 2018年度プラチナチャレンジ組：チタン
- 2018年 50泊 or 75泊 or 100泊組
- 2019年プラチナチャレンジ組：プラチナ
- 2019年 50泊 or 75泊 or 100泊組
ソフトランディング制度が幻に
当初ネット情報ではソフトランディングが有効という話が出回っていました。
・アンバサダー⇒チタン
・チタン⇒プラチナ
・プラチナ⇒ゴールド
・ゴールド⇒シルバー
・シルバー⇒一般
その理由としては、マリオットとSPGの統合前がそうであったこと、そして日本のカスタマーサポートの回答がそのようだったことが大きな理由です。
一気にランクダウンへ
私自身は2019年75泊組なので今回影響は受けていないのですが、2019年に実績を積んでいない方々は一気にゴールドやシルバーへランクダウンされたようです。
SPGアメックスを保持している人は、自動的にゴールド会員となりますので、どういった状況であってもゴールド以下になることはありません。
プラチナの人はゴールドになるのは分かっていたと思いますが、チタン会員の人は今年はプラチナだと思っていたと思いますので一気にゴールド会員へランクダウンしたのは衝撃だったと思われます。
※アンバサダー会員の方は年末にメールが来ており、1ランクダウンのチタンステータスになっているようです。
決定権は日本にはない
今回のマリオットの対応を改めて考察してみると、やはり一番大きいのはこれだと思います。
日本のカスタマーに問い合わせしている人ももちろん理解していると思いますが、マリオット・インターナショナルは日本の会社ではありません。
アメリカの会社です。
日本のカスタマーはあくまでもアメリカからの資料を元に日本のユーザーに情報を伝えていますので日本の人に色々言ったところで残念ながら簡単には制度は変わりません。
また答えに100%はありませんし、いつ変更になるかも分からない状況です。
プライバシーポリシーの変更を行えばルールはいつでも変わってしまいますからね。
2018年に以下のような記事を書いています。
内容は異なりますが、今回も同様のことが言える結果となってしまったようです。
プラチナ会員が減ることによる影響
ゴールドにランクダウンしたことで残念な方も多いと思いますが、もともとは落ちていても仕方のない状況ですし、運よくチタンやプラチナのステータスが延長されていた方も多いと思います。
ですので現状を受け止めつつ、今後どのように付き合っていくかを考える必要があります。
しかしながら今回の対応によりもしもプラチナ会員以上が激減したとしたら、もしかしたら(規約にははっきり明記がないため)、通常ゴールド会員ではアップグレードされなかったお部屋に予約状況次第ではアップしてくれる可能性も0ではないかもしれません。←超ポジティブに考えると！
ただプラチナ以上が増えすぎていたという情報も多いので、今回の対応で帳尻が合ってきた可能性もあります。
とはいえ全てスタッフの裁量になるため、はっきりした答えは分かりません。
宿泊実績2倍の対象者限定キャンペーンへの期待
先日上記のキャンペーンの案内が一定数に届いています。
私には届いていませんが、今までを考えるとかなり多くの人がターゲット対象者の印象でした。
今回のランクダウンを考えると、事前に対象者限定キャンペーンを発信し、予約をたくさん入れてもらい、ステータスアップできるまで頑張ってほしいというマリオットの思惑も理解出来る形となっています。
プラチナチャレンジ組が増加か？
今回のランクダウンを受け、上記の実績2倍キャンペーンで50泊を狙う人(5泊はSPGアメックスの特典で付与)や新たにプラチナチャレンジをする人も増えてくるのではないかと思います。
一度味をしめてしまうとなかなか戻れなくなってしまうので、ここで改めて楽しもうと思える人とそうでない人で一気に差が出てしまうそうな気もしますね。
以下は昔書いた記事ですので参考程度に載せておきます。
SPGアメックス発行に伴うゴールド会員特典を理解することが重要
すごく大切なことなので、もう一度SPGアメックス発行に伴う会員制度を理解しておくことは重要です。
SPGアメックス発行のみですと会員ランクはゴールド会員です。
私はカードの特典でのホテルの対応というよりもカードで貯めることが出来るマリオットポイントをどう考えれるかが作るべきポイントになると思います。
あとは子連れであれば14:00までと昔よりは短くなってしまいましたがレイトチェックアウトは非常に重宝します。
今後アップグレードがどのように影響するのかは分かりませんが、お部屋のアップは期待しないようにしましょう。
マリオットポイントを貯めることが出来ればスイートルームにも予約が出来るので、最初からこちらを狙うのもありかもしれません。
まとめ
今回の対応は少し驚きましたが、アメリカの会社と思えば納得できる対応だと思ってしまいました。
予告がまったくないことは正直戸惑う部分もありますが、これも日本の会社ではないと思うとそんなものかなと思えてしまうのが不思議なところです。
あとは宿泊実績をしっかり重ねた人も一気にランクダウンするということが分かったので、今後の自分自身の宿泊のこともしっかり考えないとダメですね。
アンバサダーの方は1ランクダウンという対応になっているようなので、もう少し色々な方の結果を見ていきたいと思います。
マリオットホテルも非常に苦しい状況です。
お互いに歩み寄りながらうまく付き合っていけたらいいなと思います。
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