JALの国際線の航空券の発券は330日前からしか出来ないということは皆さんご存知でしょうか?
本日2019年2月17日で換算すると、
・ANAは2020年2月7日
・JALは2020年1月13日
までの航空券を購入することが出来ます。
日程でいえば2020年2月12日までのチケットが購入出来るようになると言うわけです。
今回の記事では、330日前から360日前に変更されることによってのメリットについて解説させていただきます。
※既にマイラー界の大御所であるすけすけさんの方でも記事をアップしていましたので似たような内容になってしまっていますが、私の方でも一応アップしておきたいと思います。
プレスリリース
日本航空株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:赤坂祐二、以下「JAL」)は、2019年4月から国際線の予約受付開始日を従来のご搭乗日の330日前から360日前へ変更することとしました。海外からのインバウンド需要が年々高まる中、なるべく早く旅行の計画を確定させたいとの 2020年に向けた海外のお客さまのニーズにお応えし、世界標準レベルの360日先の航空券の予約・発券を可能としたものです。
国際線予約受付開始日の変更について
それでは実際にJALのサイトに掲載されている情報とあわせて今回の予約日の変更について確認していきましょう。
適用開始日
JAL国際線の予約開始日が2019年4月1日より大きく変更されます。
変更前:330日前の午前10:00(日本時間)
変更後:360日前の午前10:00(日本時間)
※すべてのご利用便が、申し込み日から360日以内となる旅程のご予約が可能です。一度の操作ですべてのご利用便をご予約ください。
2019年4月1日10:00に予約可能となる搭乗日はいつですか?
2020年3月26日までの予約が可能となります。
対象
- JAL国際有償航空券・特典航空券(JAL国際線に接続するJALグループ国内区間含む)
- 提携社特典航空券
※提携社特典航空券について、提携社によってはお申込み開始日が前後する場合がございます。
360日前から予約出来ることでのメリットとは?
実際に330日前と360日前からとではどんなメリットがあるのでしょうか?
JAL提携航空会社特典航空券、ワンワールド特典航空券が格段に取りやすくなる
JAL便単体で考えれば330日前というのは皆同様の状況となっている為、特にメリットはありません。
以下はJALマイルで発券することができる海外の航空会社の一部とそれぞれの予約開始日程になります。
キャセイ、フィンエアー、マレーシア航空、カタール航空などでいえば、JALマイルで予約するよりも30日も早く購入ないしその航空会社のマイレージで予約することができる為、JALの330日前になってからでは取ることすら出来なくなってしまう可能性が高かったということです。
私が先日JALマイルで発券したカタール航空のビジネスクラスも既に取ることができないところが多かったのもこれが原因かもしれません。

これが360日前から予約することが出来るようになることにより、各航空会社の予約スタート時に同時参戦が出来る為、以前よりも格段に発券できる可能性がアップするでしょう。
逆にイベリア航空、ハワイアン航空、アラスカ航空、エミレーツ航空でいえば、航空会社のルールにより330日よりも前からの予約は取ることができない為、JALが360日になったとしても予約することは出来ませんので、今までよりも取りやすくなるということはありません。
競争率が下がる
私たち日本人はJALマイルやANAマイルを中心に貯めている人が多いと思いますが、同様に海外に住んでいる外国人の方は自国のマイルを貯めているという人が多いと思います。
上記に並べた航空会社のマイルを貯めている人と比べた場合、360日に変更になったJALの方が先に予約することが出来るようになりますので、上記マイレージを利用してのJALの特典航空券を発券する人たちよりも競争率が下がります。
もちろんJALマイラーとの勝負は変わりませんが・・・
そう考えると360日の変更は私達にとっては非常に嬉しいニュースですが、330日だった今までは非常に不利であったということも分かると思います。
まとめ
JALマイラーにとっては非常に朗報な今回のニュース。
これまでよりも30日ほど早くスケジュールを決めていかないと人気の日程は別のJALマイラーに取られてしまうという可能性も今後は出て来てしまいますが、ルール変更後にゴールデンウィークなども控えている為、色々と今のうちから検討して戦いに挑みたいなと思っています。
是非、JALマイルも貯めていきましょう。