週末を利用して1歳児の子供を連れて台湾旅行(台北)に行ってきました。
今回の記事では1日目の夕方に向かった、台北一番の人気観光場所でもある「九份」についてです。
台北旅行に行かれた方は大多数が行ってるであろう「九份」ですが、実際に1歳児を連れていった我が家の率直な感想等を綴りたいと思います。
九份(きゅうふん、ジォウフェン)とは?
九份(きゅうふん、ジォウフェン)は、台湾北部の港町基隆市の近郊、新北市瑞芳区に位置する山あいの町である。
その昔、九份は台湾の一寒村に過ぎなかったが、19世紀末に金の採掘が開始されたことに伴い徐々に町が発展し、日本統治時代に藤田組によりその最盛期を迎えた。九份の街並みは、日本統治時代の面影を色濃くとどめており、路地や石段は当時に造られたものであり、酒家(料理店)などの建物が多数残されている。
しかし、第二次世界大戦後に金の採掘量が減り、1971年に金鉱が閉山されてから町は急速に衰退し、一時人々から忘れ去られた存在となっていた。
九份が人気の理由の1つに、町並みの様子が宮崎駿監督のジブリ作品「千と千尋の神隠し」の湯屋と似ているということがあります。
実際に私もそれが目的で行くことにしました。
九份への移動はタクシー
九份への移動手段はバスかタクシーになると思いますが、我が家は子供もいたのでタクシーで行くことにしました。
バス利用の方も多いと思いますが、バスは安いというメリットがありますが時間帯では非常に混雑しています。
人目を気にせず行くならタクシーの方が気楽で良いです。
またタクシーの運転手さんも観光客を相手にしていたという理由で日本語がとても上手な方もいらっしゃったので結構楽しかったです。
最後の山道が1本道なので混雑状況により移動時間が変わりますが、台北マリオットホテルからはおおよそ40分~1時間かからないくらいだと思います。
実際のタクシー代はメータータクシーで1,000台湾ドル(3,650円)程度です。
メーターが上がる度にピッピッと音がなるのが結構早くて気になりますので、嫌だったらUBERがオススメです。
ちなみに帰りにタクシーを乗る場合は一律料金になります。
・タクシーを貸切る場合は台北駅までは1,000台湾元(3,666円)
・相乗りの場合は台北駅まで1人300台湾元(1,110円)になりますが、相乗り客が捕まるまで待機となります。
・台北マリオットホテルまでは貸切で1,200台湾元(4,400円)です。
我が家は台北マリオットホテルまでの利用なので1,200台湾元(4,400円)です。
※バスの場合は片道1人115台湾元(421円)となりますので圧倒的に安いです。
トータルのタクシー代として、往復で大人2名、子供1名の利用で2200台湾元(8,067円)となりました。
九份観光
タクシーで九份に到着したのは夕方4時半頃だったので薄暗くなっているタイミングでした。
タイミング的にはばっちりだったと思うのですが、その分道中は人・人・人です。
お店も多く活気もありますが、色々な匂いも混じって強烈な場所もちらほらw
とりあえず嫁が飲みたいと言っていたタピオカドリンクを小綺麗なお店でゲットして混雑している人の進行方向に一緒に歩いていきました。
子連れの方はベビーカーは使用不可です。
また抱っこ紐利用の場合は人がたくさんいるので注意が必要です。
階段もちょいちょいあるので結構疲れます。
歩けるお子さんがいらっしゃる場合は、はぐれないように注意が必要です。
しばらく進むと数人が写真を撮影していたので、これがあの有名なやつかと思い撮影してみたのですが、どうも違いましたw
またさらに進んでみると、さらに人がごった返して並んでいる十字路にさしかかります。
右には長蛇の列・・・
多分ここが写真スポットなんだろうということで、数分避難の上、突撃することにしました。
その様子がこちらです↓↓
子供抱っこしてると正直躊躇しますよね・・・
でもこれが目的だったので元来た道を引き返すのも微妙だったのでゆっくり進むことにしました。
で階段を降りると、皆さんがカメラにおさめているであろうスポットにたどり着くことが出来ました。
帰りはここを下って行くと道に出ることができたので、元来た道は戻らずにそのままタクシーを利用してホテルまで1200台湾元で帰ることが出来ました。
一律なのでメーター音なのは一切なかったのは良かったです。
帰り道、全体を見渡せるスポットがあり、タクシーを止めてくださり写真を撮らせてくれました。
iPhoneのカメラなのであまり綺麗に撮れていませんが遠目の九份はいい感じでした。
実際に九份に行ってみて、確かに提灯も多く綺麗でしたが・・・実際に初めて来て感じた個人的な感想を書きたいと思います。
人が多すぎるので子連れは多少覚悟が必要
人気観光地なので致し方ないのですが、通りが基本1本道なので大分混雑しています。
ベビーカーの利用やスーツケースを持って行くのは絶対にやめた方がいいです。
夕方の時間帯、季節など人が多くいるであろう時期にいく場合はある程度覚悟していきましょう。
また九份でおむつを替えたり、授乳するようなスペースは見当たらないのでその辺は事前に済ませられるといいと思います。
おむつはそうもいかないでしょうが・・・
千と千尋の神隠し?
もっと千と千尋の神隠しが感じられると勝手に思っていたので、これだけなんだとちょっと拍子抜けしました。
ただ私たちが撮影した場所をもっと引いた写真がネットで検索すると出てくるので、その写真が撮れればもっと千と千尋を感じられたのかもしれません・・・。
お店が多いのでお祭り感はある
お店がずらーっと並んでいるのでお祭り感はありましたが、匂いがきつい場所もあったので何でも食べれるかというとそうでもなさそう。
また混雑していると後戻りはしずらいので、気になったらそこで買うのが良いと思います。
行くなら夕方から夜がおすすめ
実際に昼間に行ったわけではないので昼間の感想はないのですが、あそこに行くなら提灯が灯っている時間帯が雰囲気を感じることが出来ると思います。
とはいえ台湾に来たら1回は行かないとな場所
タクシーの運転手さんとも話しましたが、台湾に1年間に来る観光客の6割は九份に来るようです(運転手談)
実際に台湾を全く知り尽くしていないので何とも言えないのですが、台湾に観光に来た場合に一度も九份に行かないというのはそれもどうなんだろうと思うところがあります。
なので色々思うところはありますが、一度は行ってみておいて良いと思います。
灯籠流しなどが出来るタイミングで台湾に行ければまた楽しみが増えるかもしれないですね。
タクシーでのクレジットカード利用には注意
私自身今回はずっとタクシーを利用しましたが、金額をふっかけられることは一度もありませんでした。
そのかわりにクレジットカードが利用できると言われたのに実際に利用できないタクシーには何度か遭遇しています。
客を乗せるためなのか、そもそもクレジットカードという言葉を知らないのか良く分かりませんが、実際に使えないのに使えるといって乗車させるタクシーがいるのは間違いないので気をつけてください。
あとUBERのナビが不調でずっと目的地に到着出来ず、私のiPhoneのナビで目的地に着いたということも1回あったので、それも注意してください(笑)
まとめ
今回の記事では台湾の観光で行った九份について書かせていただきました。
妻は数年前に一度行っていたらしいのですが、お正月のタイミングで行ったのでその時はお店もほとんどやっておらず、さらに人も少なかったようで混雑ぶりに大分驚いていました。
実際に行ってみて、期待以上だったという感想にはなりませんでしたがこの温度感を肌で感じることが出来たのは良かったです。
観光情報をたくさん見て下調べすると思いますが、期待しすぎないというのが楽しむポイントだと思います。
また我が家は1歳すぐの子連れの旅行だったのですが、非常に混雑しているので子連れの方は九份観光は結構大変ですので注意してください。
九份は山なのでなかなか子供優先とはいきませんが、台湾という国は子供に対しても優しい国なので近場で行ける子連れ海外旅行の場所としておすすめだと思います。
個人的には何よりタピオカドリンクのお店が多かったり、ご飯も美味しいお店が多かったので次回は食べ歩き旅行でもいいかなと思っています。
また九份以外にも、十份や基隆なども近くにあるのでそっちまで足を伸ばしてみるのも良いかと思います。
次はW台北に宿泊しましたのでそちらの宿泊記を書きたいと思います。