全く予想していなかったのですが、カード発行のみでスカイチームのプライオリティ会員であるゴールドメダリオンになれる唯一のカード「デルタアメックス」のサービスが2018年6月26日より改訂されます。
私もキューバに行った際に、アエロメヒコ航空を利用することになりそのタイミングでデルタアメックスのゴールドカードを発行しました。
年会費はそこそこしますがカード発行のみで優先搭乗やラウンジが利用できるのは大きかったです。
今回はサービスの改訂の内容についてお伝えします。
メダリオン会員資格の取得プログラムの開始(改悪)
まず現在の利用者にとって一番大きなサービス改訂が、カード発行のみで得ることができていたメダリオン資格が、カードの年間決済額に応じて変わると言うことです。
このカードはカード発行のみでメダリオンになれることが売りのカードでしたので、これは残念ながら決済カードとして利用していない人からすると改悪となります。
年間で150万円の決済を行えるまたは既に行っている人からすれば今回の規約改定のダメージは0と言えるでしょう。
現在のカードの入会日・切替日に応じて新プログラムの適用時期が異なる
プログラムの適用時期は現在のカードの発行日によって変わるようです。
詳細はこちら
カードの入会日・切替日が6/26~12/31の場合
- 2019年の切替日まではゴールドメダリオン資格が継続
- 2019年の切替日までの決済額に応じて切替日以降のステータスが確定(100万未満はノーステータス、100万~150万未満はシルバーメダリオン、150万以上はゴールドメダリオン)
カードの入会日・切替日が1/1~6/25の場合
- 2020年の切替日まではゴールドメダリオン資格が継続
- 2020年の切替日までの決済額に応じて切替日以降のステータスが確定(100万未満はノーステータス、100万~150万未満はシルバーメダリオン、150万以上はゴールドメダリオン)
考察
上記を見ると、1/1~6/25がカードの入会日の方の方がメダリオン資格が長く利用出来ることになりそうです。
まだ持っていない方で作っておきたいという方は6月25日(月)までに作った方が良さそうです。
家族カードの年会費が1枚無料(改善)
家族カードのご利用によるマイルは基本カード会員様のスカイマイル会員口座に加算されるため、効率的にマイルが貯まります。
私は家族カードを発行しておりませんでしたので特に気にしていなかったのですが、家族カードを既に発行している方だと年会費が高いカードになる為、嬉しい改善になるかと想います。
海外ご利用ボーナスマイルのマイル獲得率がアップ(改善)
海外でカードを利用される場合は、以前よりもマイルの獲得率がアップします。
ですが、海外で利用して100円で1.5倍(ゴールドカードの場合)というのは正直なところそこまで魅力的には感じないですね・・・
カードご利用ボーナスマイルの終了(改悪)
~6月26日まで
ゴールドカード:100万円利用毎に5,000マイル付与
通常カード:100万円利用後とに3,000マイル付与
6月26日以降
サービス改定に伴い、2018年6月25日をもって「カードご利用ボーナスマイル」を終了いたします。
カード会員様のメダリオン会員資格取得プログラム開始前のカードご利用分については、ボーナスマイル加算対象となり、所定の金額に達した場合はボーナスマイルが加算されます。
ニッポン500マイルキャンペーンはどうなるのか?
国内線全ての航空会社に乗った際、1フライト毎に500マイル(スカイマイル)がもらえる神キャンペーン。
こちらはドメダリオン資格があると1年間に最大20,000マイル(40フライト)、そうでない場合は1年間に最大5,000(10フライト)マイルを上限として獲得が出来ます。
今回の変更に伴い、メダリオン資格がなくなってしまう場合は1年間に20,000スカイマイルを貯めることは出来なくなります。
このキャンペーンでスカイマイルを貯めていた人にはつらいですね・・・。
まとめ
私は先日デルタアメックスゴールドを解約しており、ベトナム航空にまた乗るので再度発行を検討していた矢先でした。
とはいえ3大アライアンス(ワンワールド、スターアライアンス、スカイチーム)の1つであるスカイチームの上級資格がカード発行のみでもらえるというのも普通に考えたらすごい話なので、まぁなんとも言えないところですね・・・。
既に発行している方、発行を検討している方は参考にしていただければと想います。
不明点があればまずはカスタマーサポートに聞いてみることをおすすめします。