2020年7月~8月にかけて開催予定だった東京オリンピックがコロナウイルスの影響を考慮し1年延期の方向で固まりました。
安倍首相と国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が2月24日の電話会談で1年程度延期する方針で一致したそうです。
この延期はもうどうしようもない状況だと思いますし、賢明な対応だと思います。
しかしながら延期にすることで様々な気になることがたくさん出てきそうです。
購入済みチケットについて
先日、オリンピックの購入済みチケットが中止になった場合、規約的には払い戻しの対象外というニュースが出ており非常に世間が騒がしくなりました。
高額であり、倍率の高いチケットをやっとの思いで購入できたのもつかの間、払い戻しされなかったとしたら相当ショッキングです。
まだオリンピックのチケットの払い戻し等の案内は出ていませんが、延期になったということで多分そのまま翌年も有効なチケットになるものと思います。
また延期ということで再度募集をすればチケットは売れると想定できるため、希望者には払い戻しの対応をするのではないかと個人的には予想します。
チケット付ツアーパッケージは?
JTBや近畿日本ツーリストなど複数の旅行会社でオリンピックのツアーパッケージを販売していました。
現在旅行会社もコロナウイルスの影響を受けて大打撃を負っています。
もちろんチケット同様にキャンセルする人は払い戻しの対応をするものと思いますが、体力的に厳しい旅行会社はこの先もコロナの影響を受けると最悪の場合、倒産ということも考えられます。
こちらについては気にしておいたほうが良いかもしれません。
購入済み飛行機の航空券について
海外の方や地方の方はオリンピックの為に飛行機のチケットを既に購入している人も多いと思います。
コロナの影響に伴い、ANAやJAL含め各航空会社は現在一定期間の無料の払い戻しの対応をしてくれています。
しかしながら7月~8月までの無料払い戻し対応は現在は行っていません。
その頃に終息傾向になり、飛行機が普通に飛ぶようになった場合、オリンピック延期に伴うチケットの無料キャンセルは行わない可能性も大いにありそうです。
知らないふりは出来ないのかもしれないですが、航空会社からするとオリンピックの為なのか否かは分からない為、無料キャンセルは出来ない可能性があると思っていた方が良いかもしれません。
ブロックしているホテルの開放
私はマリオットホテルをメインに宿泊していますが、オリンピック期間の東京のホテルは基本的に購入が出来ないように全てブロックされました。
現在はこれからOPENする新規ホテル(アロフト東京銀座と東京エディション虎ノ門、)とコートヤード東京のみ予約が出来る状況となっています。
延期が確定した時点でブロックが解除されれば一気にホテルの予約が出来るようになると思います。
またオリンピック期間は東京以外のホテルも価格が高騰していましたので、延期に伴い価格も下がる可能性が大いにありますので、既に予約をしている方もコンスタントにチェックして予約の更新(変更)をすることをおすすめします。
延期に伴う経済損失は
コロナウイルスの影響で世界各国で渡航制限がかかっています。
既にかなりの経済損失が発生していますが、さらにオリンピックが延期になることで経済損失は約6408億円でいう情報が出ています。。
中止ではなく延期に出来るということが救いではあるのかもしれませんが、インバウンドビジネスを主体としているところは2020年は相当厳しい年になってしまいそうです。
もちろんインバウンドビジネス以外も既に相当な影響は受けていますので、経済がまわりどうにかたくさんの企業が持ちこたえられればと思います。
私のビジネスも影響は受けているので・・・
さいごに
まだ最終の決定は出ていないものの、東京オリンピックが1年延長の方向で固まったようです。
前代未聞ともいうべき今回のような事態がまさか今年の東京オリンピックの時に起こるとは思ってもいませんでした・・・
コロナウイルスもまだ終息するというような情報はどこにもなく、この先もどんどん広がる可能性があります。
全世界に影響が出ていますので、早く終息し通常運転できる世界に早くなってほしいと思います。