時が過ぎるのは早いもので2019年も3分の1がまもなく終了し、あっという間に4月に突入します。
1つ目は、4月1日~5月31日までの2ヶ月間は燃油サーチャージ代が大幅に安くなること
2つ目は、JALの国際線の予約開始が330日前から360日前までに変更になることです。
今回の記事では4月からスタートダッシュが切れるように改めて情報の共有をしたいと思います。
目次
燃油サーチャージ代が大幅減額へ
久々の燃油代ダウンのニュースですが特典航空券をメインに利用している私にとっては相当嬉しいニュースです。
下記の表はそれぞれのZONE毎の燃油代の表になります。
※以下は往復の燃油サーチャージ代
2019年4月1日~5月31日までがZONE Bへ
燃油特別付加運賃額を2カ月ごとに、直近2カ月間の燃油市況価格平均に基づき見直しています。
2018年12月から2019年1月におけるシンガポールケロシン市況価格の2カ月平均が1バレルあたり71.88米ドル、為替レートは1ドル=110.70円でした。
よって、シンガポールケロシン市況価格の円貨換算額は7,957円となったため、下記の通り改定となります。
2019年4月1日~5月30日の2ヶ月間の燃油サーチャージ代はZONE E→ZONE Bへと大幅に費用が安くなります。
これは1人の費用となりますので、家族旅行の場合は×人数分の費用が現在よりも減額します。
特典航空券でハワイ往復の費用はどのくらい変わるのか?
燃油代がピンと来ないという人もいると思うので分かりやすくマイルを利用した特典航空券で見ていきましょう。
例えばハワイ旅行に2名でマイル(エコノミー)を使った場合です。
以下は現在のZONE Eの費用になります↓↓
マイルを使っている特典航空券ですが現在のZONE Eだと大人1名でマイルとは別に32,440円の費用がかかります。
同条件の場合、ZONE Bに変更になることでマイルとは別に必要になる費用が大人1名18,440円になります。
大人2名で計算すると、64,880円が36,880円に減額されます。
特典航空券でウィーン往復の費用はどのくらい変わるのか?
新しくANAで就航したばかりの羽田ーオーストリア・ウィーン路線で見て行きましょう。
こちらも2名でマイル(エコノミー)を使った場合です。
以下は現在のZONE Eの費用になります↓↓
マイルを使っている特典航空券ですが現在のZONE Eだと大人1名でマイルとは別に44,380円の費用がかかります。
同条件の場合、ZONE Bに変更になることでマイルとは別に必要になる費用が大人1名23,380円になります。
大人2名で計算すると、88,760円が46,760円に減額されます。
マイル利用時に燃油代がかからない航空会社もあり
私自身はマイルを使った特典航空券で旅行に行く場合の燃油代は正直必要経費とはあまり思えず、無駄金だと思ってしまいます。
残念ながら日本の飛行機であるANAやJALは燃油代は絶対にかかってしまいます。
しかし同アライアンスの提携航空会社であれば燃油代がかからない航空会社も存在しています。
ANAマイル使用時
シンガポール航空、エアカナダ、ニュージーランド航空など
JALマイル使用時
ハワイアン航空、カタール航空、アメリカン航空、エールフランス、スリランカ航空、マレーシア航空など
JAL国際線の予約開始日が330日前から360日前に大幅に変更
具体的にどのようになるかというと、
330日前の場合:2019年4月1日に予約できる日程は2020年2月25日分まで
360日前の場合:2019年4月1日に予約できる日程は2020年3月26日分まで
予約ができるようになります。
対象航空券は以下となっています。
- JAL国際有償航空券・特典航空券(JAL国際線に接続するJALグループ国内区間含む)
- 提携社特典航空券
※提携社特典航空券について、提携社によってはお申込み開始日が前後する場合がございます。
360日前から予約出来ることでのメリットとは?
実際に330日前から360日前に変更されることでのメリットはなんだと思いますか?
もちろん30日先の予約が出来るようになるということも1つのメリットではあるのですが、実際はもっと別のメリットがあります。
360日前から発券することができるようになることでJALマイルを利用した提携航空会社の発券が今まで以上に取りやすくなります。
以下はJALマイルで発券することができる海外の航空会社の一部とそれぞれの予約開始日程になります。
キャセイ、フィンエアー、マレーシア航空、カタール航空などでいえば、JALマイルで予約するよりも30日も早く購入ないしその航空会社のマイレージで予約することができる為、JALの330日前になってからでは既に予約をされてしまい取ることすら出来なくなってしまう可能性が高かったということです。
これが360日前から予約することが出来るようになることにより、各航空会社の予約スタート時に同時参戦が出来る為、以前よりも格段に発券できる可能性がアップすることになると思います。
イベリア航空、ハワイアン航空、アラスカ航空、エミレーツ航空でいえば、航空会社のルールにより330日よりも前からの予約は取ることができない為、JALが360日になったとしても予約することは出来ませんので、今までよりも取りやすくなるということはありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
先ほども書きましたが6月以降はまた燃油代が上がる可能性がありますので、是非このチャンスを無駄にしないように計画を立てましょう。
またJALの特典航空券が360日前から発券できるようになりますので、JALの航空券におきましても2020年の3月の日程は一斉に解放される為、予約が取れる可能性が大幅にアップします。
これはJALのパリやロンドン、ハワイなど人気な路線も同様です。
私はJALマイルを使用してヨーロッパか北米の特典航空券でのファーストクラスを狙ってみようかなと思っています。
是非楽しい旅行計画を今から考えてみてください。